私は、2度うつ病を経験しています。
そして、今もしっかり定期的に通院中です。
1回目は、普通の生活ができるのに
1年半近くかかりました。
2回目は、2ヶ月足らずで生活できています。
実際にうつ病を経験して、
もう2度となりたくない。
前のように戻りたい。
この気持ちは、なった人は必ず
思うんじゃないでしょうか。
うつ病になりたくてなる人なんていません。
周りを見てどうして自分だけが
なってしまうんだろう。
と毎日考える日々です。
私は今、
「私はもう、多分今まで以上な
うつになることはないな。」
と確信しています。
ここまでくるのに、本当に苦しみました。
どうして元に戻れないんだろう。
そんな日々を過ごしていました。
そこで、私がここまで思えるようになった
理由を自分なりにまとめてみました。
1 自分が気分が下がる理由を自分で探す。
ポイントとなるのは、自分でというところです。私は、助けてください。とお医者さんやカウンセラーの先生に助けを求めてばかりでした。それは、助けを求めることはすごく大切なことでうつ病を軽くする一歩だと思います。
ただ最終的に、自分を助けてあげられるのは自分だけです。
お医者さんやカウンセラーさんたちは、私たちが治るためのサポートをしてくれます。たくさんのアドバイスをしてくれるはずです。しかし、どれが本当に合っている方法なのかを分かるのはやはり自分自身でしかないんです。
そして、自分でどうしてこうなるのかを自分なりに調べることが大切だと思います。
本やネットであらゆる記事を見て、
自分がどうしてこうなるのかを探しました。
なんか自分これに当てはまるなと思うものが
出てくるはずです。
言われたことはありません。
なぜなら、お医者さんはほんの数時間しか
私と話をしていなくて、関わっていないから
今までの自分を全て知ってもらうのは
ほぼ不可能だと思います。
そして、それを1番よく知っているのは
自分です。
そして、自分なりにああ、自分はこういう
気質なんだなって受け入れることが少しずつできるようになりました。
原因を自分なりに、自己解決することをして症状はかなり良くなりました。
2 全てを受け入れる。
これが簡単にできたら、
こんなに苦しまないと思います。
でも、ダメな自分も自分の良さだと
考えられる日がきます。
そういう人間なんだから、
仕方ないじゃん。って思えれば
少し楽になります。
だから、
もううつになりたくないって思いません。
なぜなら、自分なりの
治療法を知っているからです。
樺沢紫苑さんは本で
うつ病は心の骨折と言っています。
こんなふうに表現しています。
スポーツ選手が風邪を引いても、
少し練習をすれば
パフォーマンスは戻るでしょう。
骨折をしたとすると、
治療し復帰したとしても
骨折前と同じレベルで活躍するのは
骨折による影響で難しいだろうと。
ああ、なるほどと思って。
精神疾患の人も同じで、
100%治すのは難しい。
だから、前みたいに戻ることはできない。
だからこそ、自分を受け入れることが
大切なんだとおっしゃっていました。
深いなと。
少しでも、うつ病の人が前向きに
なれますように。