私は、うつ病と向き合って2年以上になります。
現在、私は23歳で大学生の時にうつ病になり、今も病院に通いながらうつ病と向き合っています。
うつ病に対して、世間の人がどんなイメージをするのか。そんなん。知ったこっちゃありませんが、うつ病の人たちにはうつ病の人しか分からない苦しみがあると思います。
そして、うつ病になったことがない人たちの言葉や行動がどれだけの影響があるのか知って欲しいと思います。
もちろん、同じ悩みを抱えているうつ病の人たちはお互いの痛みを知っているからこそ支え合えると思うんです。
ただ、どうしてもうつ病になったことのない人たちだけでは抜け出せないんです。サポートが必要なんです。
うつ病の人たちの気持ちを分かれ!と言ってもなっていない人にはそれを分かるはずありません。
それは仕方がないこと。
うつの人たちは自分のことよりも周りの人の目を気にする方がほとんどだと私は思います。だからこそ、人の変化に気づきやすいんです。
うつ病になりたくてなっている人なんていません。
そういう素質なんです。
今まで、他人を気にしやすいからこそ感性が鋭いので、言葉のトーンやしぐさなどを見て相手が自分を理解しようとしていることはすぐに分かります。
うつ病の人にとって、理解しようとしてくれる人がいるかいないかは今後の治療に大きく関わります。
うつ病じゃない人に、たくさん嫌な気持ちをさせることがたくさんあると思います。私自身、家族や友人、パートナーにたくさん悩ませてしまったと思います。
そんな時は、サポートする方々自身が倒れないためにも自分を大切にして下さい。
うつ病の人のサポートは、非常に大変だと思います。その日その日によって、できたりできないことがあったりするからです。外出して笑える日もあれば、外に出られず部屋でこもることがあります。その度に、またかよ。治ったと思ったのに。と失望することがあるかもしれません。
うつ病を経験してる私は、うつ病になってない人と同じように、治ったと思ったのに。またなってしまった。と全く同じ気持ちなんです。
うつの人もうつの人なりに心と戦っています。
うつ病と向き合うためにはたくさんの時間が必要です。それまで、そっと後ろから見守ってくれると嬉しいです。手助けしてなんとか助けようとするとサポートする側が疲れてしまいお互いに悪循環になります。だから、うつの人からこうしたいって思っている想いを否定せずにいいんじゃない!って前向きな言葉で後押しして欲しい。
うつ病の人は、自分がどれだけ情けないか十分に分かっています。だからこそ、悩んでしまうんです。
どうにかしたいっていう本人の気持ちを尊重してあげて下さい。
うつ病はそんな簡単には治りません。むしろ、完治というのは余程のことがない限り難しいと思います。だから、本人が自分自身と向き合う時間をたくさんあげて下さい。そうすれば、うつを治すではなく、うつと一緒に歩いていくことが出来ると思うんです。
私自身、最近までうつになったのが嫌で嫌でしょうがなかったです。でも、うつになって休んだ時間で自分と向き合うことができたからこそ今の明るい自分がいます。そして、うつ病で苦しんでいた時必ず治るという記事を何度も何度も読みました。ただ、今の私が言えることは「治る」というのは「うつとの向き合い方が分かる」ことだと思います。くわしくは、別の記事で載せたいと思います。
長くなりましたが、
うつ病で悩んでいる方々やうつ病を抱えている人と関わる家族や友人方々などの様々な不安や悩みが少しでも和らぐように、1人でも多くの方にその現状を知って欲しい。
そうすれば、生きやすい世の中になるのではないかなと思います。